村上春樹作品との出会い

村上春樹氏原作の映画を観てきたこともあり、村上作品との出会いについて書き留めておこうと思います。

私が高校2年生のとき、当時話題となっていた「ノルウェイの森」をクラスの皆で回し読みしていました。女子校だったのですが、漫画や小説などよく皆で回し読みしていました。漫画では「あさきゆめみし」などが回っていました。

「ノルウェイの森」は、17歳のときに読んだのですが、ベストセラーと評判でしたが、当時の私には小説の深いところはほとんど理解できず、良さが分かりませんでした。

大学4年生のとき、就職や卒論で追い詰められていたとき、ふと現実逃避したくなり、「ノルウェイの森」を再読しました。そしたら、泣けてしまったのです。とても衝撃的でした。17歳の時には分からなかったことが、そのときの私の心には大きく響きました。

そこからです。村上春樹作品を何度も読むようになったのは。読みたい本は図書館で借りることが多いのですが、村上さんの作品は、毎回、発売日を待って購入しています。どの作品も、とても大切にしています。

大学4年生のときにファンになって、30年近く経ちます。
そんな作家に出会えたこと、たくさんの作品が心に刻まれていること、幸せなことだなって思います。
本棚の一等席。
図書館のリサイクル本(廃棄処理された本)もあります(^^)。

映画「ドライブ・マイ・カー」を観てきたこともあり、「女のいない男たち」をまた読んでみようかなと思います。
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